1947年にスイスのジュネーブに設立された電気・電子技術分野を除く全産業分野(鉱工業、農業、サービス業など)の国際規格を作成している審議団体で、

International Organization for Standardizationの略称です。

日本語で国際標準化機構と呼ばれており、120を越える国と地域が参加しています。

電気・電子技術分野の国際標準化作業IECという別団体が行っています。

正式名称(International Organization for Standardization)の頭文字をそのままとると、

IOSとなるのに、なぜISOなのかというとIOSでも良かったのですが、

ギリシア語の「isos(アイソス)」(相等しい)という言葉があり、文字並びが似ていることと、

英語圏の人たちからも語呂がよく、発音しやすかったとも言われています。

なかなか洒落ていますね。

発音は、「ISO」は一般的に「アイエスオー」と発音されますが、
「イソ」「アイソ」と呼ぶ人もいます。

なぜか標準化されていません。

また、「ISO」というと、製品規格も含めたとても広い国際標準化機構の略称ですが、「マネジメントシステムの国際規格」の意味で使われることもあります。

例えば 「ISO9001」のことを「品質ISO」などという人もおられるようです。

弊社ホームページをご覧の皆様は、こちらのほうがお馴染みかもしれませんね。

これらISO規格は、原則5年に1度の確認と、必要な場合は改正が行われます。

改定は世界中の投票で採否がきまります。